飛翔

日々の随想です

大寒


 今日は暦のうえでは「大寒」。大寒(だいかん)は、二十四節気の第24。 現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のときで1月20日ごろ。大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多いとか。
 インフルエンザが流行している。お鍋料理を囲んで身も心もあったかくしたいものです。日本列島すっぽり寒気団に囲まれて雪化粧の地域が多い。雪はすべてのものを覆いつくして白一色になる。そんな景色の中、山茶花の赤が雪の中からあらわれるとふと心が和む。
 庭から外に目を移すとこんな風景がある。
  ながゞと川一筋や雪の原(凡兆)
 一面に雪が降り積もっているのでどこもかしこも真っ白な世界だ。そんな中、一筋長く連なっている黒いものがある。それは川である。目の中に純白に一筋の黒い線が映像となって見えるようだ。
 言われてみれば、なるほどと思うが、これを俳句にするというのが俳人の筆のさえというもの。凡人は「あ!川だ」などと叫ぶだけ。画家もそうだ。一瞬を永遠にするのが感性というものだろう。