飛翔

日々の随想です

2010年大つごもりのご挨拶

 2010年の大つごもりの今日、初雪が舞った。
 今年一年を振りかえると、新政権になり景気も上向き、雇用も良くなるかと国民のほとんどが期待した。しかし、ふたを開けてみると、鳩山さんが空約束の大見得を切って沖縄県民を愚弄し、期待を裏切り、アメリカから無能呼ばわりされた。毎月ママから一千万円というお小遣いを振り込まれていても、「まったく知りませんでした」と言う。国民が一年かかっても一千万円の年収をえることができずに、わずか200万円の年収で親子の口をしのいでいる国民が多いというのに、毎月の小遣いをもらっても知らぬという。そんな人をわが国の総理にした日本は首をすげかえた。しかし、今度も優柔不断。中国にお世辞を使いすぎて国益をまるで考えない首相が現れた。いまや東京の土地を買占め、北海道の広大な土地を買占め、水の利権を得ようとしている中国資本が日本を虎視眈々と狙っている。今にわが国はお金で中国に買い取られかねない。
 中国の首相と会談した管総理は役人が書いた原稿を肌身離さず抱いて中国の首相の顔も見ず、原稿を棒読みする有様。目はおびえたようにきょろきょろとして貫禄もないどころか、肝っ玉もない。
 日本は三等国に成り下がろうとしている。
 と憂う昨今、朗報が舞い込んだ。ノーベル賞受賞者が二人も現れた。日本には資源はないが、世界に誇る頭脳があった!!!ノーベル化学賞をW受賞した根岸英一・パデュー大特別教授(75)と鈴木章・北海道大名誉教授(80)。「クロスカップリング」という研究が評価されての受賞となった。
 日本の頭脳も海外に流出しがちだ。それは国や企業が援助金を出さないからだ。研究費用の潤沢なアメリカに研究者が流れていくのは仕方がないことである。
 この国を憂う真の政治家は果たしているのだろうか?来年は雇用が促進され、景気が上向くことを願わないではいられない。中国、北朝鮮、韓国と近隣諸国との関係が微妙となってきた。腰が引けた外交。政治も経済も、外交問題すら任せておけないような政治家を選んだわれわれ国民は、もう二度と同じ轍(てつ)を踏まず、しっかり自分の頭で考えて次世代に明るい未来を渡さなければならない。
 身近な問題としては、知人を病魔でなくした一年だった。ノンフィクションライターの黒岩比佐子さんもすい臓がんで急逝された。医療は日進月歩とは言え、保険が利かない高額医療に頼るようであってはならない。老齢者が人口の比率では増大し、出生率が低いようでは年金問題にもかかわるし、国家の成り立ちとしても必ずしも良いとはいえない状態である。
 来年は雇用促進し、景気が上向くことを望みたい。子供たちが明るい未来に夢を託される国になるよう、一人ひとりの知恵を働かせていこうではないか。国に望む前に、自分ができることは何か。それを考えて行動したいものだ。
 さてさて、今年も、もうあと数時間で幕となる。
 このブログをご訪問くださった皆々様、お世話になりました。いろいろな方に支えていただき、さまざまな視野からのご意見を頂戴しました。愉快なコメントに爆笑したり、なるほどと教えられたり、耳寄りな情報もいただきました。楽しく過ごせた一年でした。
 ありがとうございました。
 来年は皆様にとって、健康な年になりますようお祈りいたします。
 来年は今までの殻をちょっと破って自由奔放な風が吹くブログにしたいと思います。さて、どんな風になるやら。今までどおり、どうぞこのブログをかわいがってやってくださいますよう、お願いいたします。
 ありがとうございました。
 2010年大つごもりの挨拶とさせていただきます。

  ブログ主「ろこ」