今日は『一箱古本市の歩き方』を上梓された南陀楼綾繁さんと東京早稲田にある「古書現世」店主向井透史さん(古書現世店主・「わめぞ」代表)が名古屋へ見えてトークショーをなさるというので行ってきた。
日時 : 12月6日(日) 14時30分〜(14時開場)
ゲスト : 南陀楼綾繁さん(ライター・編集者) × 向井透史さん(古書現世店主・「わめぞ」代表)
入場料 :500円 (ドリンク代別途) 定員30名
内容:
光文社新書『一箱古本市の歩き方』の刊行を記念し、著者の南陀楼綾繁氏と、
早稲田の古本屋・古書現世の店主であり、早稲田・目白・雑司が谷にてブックイベントを開催するグループ「わめぞ」の代表を務める向井透史氏をゲストに迎え、東京・谷根千の不忍ブックストリートをきっかけに今や全国へとひろがった各地の「一箱古本市」や「ブックイベント」の様子、本との新しい付き合い方を深く楽しくお話し頂きます。
という案内通りの内容でした。
主に早稲田の古本屋・古書現世の店主であり、早稲田・目白・雑司が谷にてブックイベントを開催するグループ「わめぞ」の代表を務める向井透史氏が東京・谷根千の不忍ブックストリートをきっかけに今や全国へとひろがった各地の「一箱古本市」や「ブックイベント」の様子熱っぽく語られ、それを補足しながら話を進めていったのが南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さん。
早稲田・目白・雑司が谷の頭文字をとってなづけた(わめぞ)はその界隈の「本」に関わる仕事をしている人間が集まってイベントを催したり、各店舗や地域の情報を発信している。
その「わめぞ」と南陀楼綾繁さん(ライター・編集者)が店舗の軒先かりて一箱に収まる古本を売る「「一箱古本市」を企画、実行。それが今や全国各地に広がりつつある。ここ名古屋でも開催され大好評だった。
来年も催されるというので私も是非出店させてもらいたいとこのトークショーに参加したというわけだ。
古本業界も代替わりし、跡継ぎをするひとが少なくなりつつある。従来型の店のあり方とは別にアマチュアも参加できる「一箱古本市」は外店で往来を行く人との掛け合いのなか、本を売るというこの売る側も買う側も楽しい
やりかたは実に魅力がある。
ネットでは古本屋さんがブログを発信し、アクセス数も増えなかなか人気があるようだ。また古本屋さんがライターとして本を上梓する人が増えてきた。
インターネットによる古本販売もアマゾンを初めとして盛んである昨今、古本の売り方、買い方にも時代の変化がひたひたと押し寄せている。
かつてはその町に古本屋があるかないかで文化の程度を推し量った時代は去ったのであろうか?
新刊が売り出しては消えていく昨今、古本の魅力について、本の魅力について語るブログは少なくない。それはまだ本を愛する人がいるという証拠であろう。
本を蒐集する人もいるが、やはり本は読まれてこそ命が吹き込まれるもの。
トークショーに参加して私も来年は「一箱古本市」に参加して本を売ってみたい。
みなさん、その節は買いに来て下さいね。
いい本を出しますから!サービスはこの笑顔です!